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notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

ファジアーノ考

ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMAはJ2に所属するサッカーチームです。僕はその存在をちゃんと認識したのはこちらに来てからですが、どうやら盛り上がっているらしいということはインターネットで知っていました。なにせそれまで岡山にはプロスポーツのプの字も無かったわけで、野球に関していえば阪神、神戸、広島に包囲されて盛り上がる機運は皆無。サッカーにも僕が所属する大学業界にもこの構図があてはまるように、岡山はその土地柄、常に大阪と広島に挟まれて独自の精神性(まとまらない、自己主張しない、あくせくしない etc.)を獲得するに至りました。僕も事前に実際そう説明を受けていたのですが、実感として腑に落ちています。 

しかしここカンスタに来ると、そういうある種諦念のような空気が無いのです。ここは、かの閉鎖的な岡山が他地域へと通ずるアクセスポイントなのではないかと、まあ錯覚かもしれませんがそう思えてしまう場所です(特に先日の松本戦で強く感じました)。

この夏は前半負けがこみ、ガンバ大阪戦に2-3で敗れ、その前に最下位岐阜にも負けているので順位はガタガタと下降。しかし、このチームとその運営には何ともいえない魅力があります。それを感じ取っているのでしょう、観戦にくる大人も子供も実に楽しそうです。僕も、子供を連れてきて実に過ごしやすい。子連れで楽しい、というのはプロスポーツで見落とされがちですが(コアサポは大抵青年以上)、子供がハマれば親もお金払ってくるわけです。そういうわけで、我々も夫婦でハーフシーズンパスを購入し、新米岡山県民にしては熱心にスタジアムに通っております。