notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

2012年の抱負

あけましておめでとうございます。2012年1月1日の朝,少し早く起きることができたので1年の抱負を書かせていただきます(今書かないときっと機会を逸するので)。

⑴博士論文の完成,提出,学位の取得,出版準備
 これが2011年中に果たせなかったのが最大の心残りでした。旧年中に第一稿と呼べるものを書き上げたので,今年はそれを形にして学位取得にこぎ着けたいと思います。
 それを実現するため,3月の下旬から再び日本を離れ,半年強の間ドイツに研究滞在します。家族を伴っての初めての渡欧となるのですが,すでに住むところも決めてあるのでその点は少し安心。教授からは「次回の滞在でPromotionを終わらせよう」と言われているので,その言葉に応えねばなりません。口頭試問が終わったら間髪入れず論文の出版準備に入ります。

⑵日本語の投稿論文×2本
 現在進行形で執筆しているのが1本あるので,それに加えてもう1本投稿することが目標となります。現在書いているのは早々に投稿したいので,ひとまず完成させて受入れ教授に読んでいただくことがファーストステップでしょうか。

⑶海外での学会発表×1〜2回
 ドイツ滞在中に最低1回は口頭で発表したいと考えています。この1年,日本で学会・研究会発表を4回やってその都度ものすごく大きな刺激をいただけました。それを今度は海外で経験すべく,何か発表の場がないか探して参ります。

⑷中世修道制に関わる論文の翻訳
 一時,日本では社会経済史の潮流の中でシトー会研究がなされた時期がありましたが,現在は正面から取り組む人がなかなか現れません。そこで,興味深い論文を翻訳して何かの媒体に掲載することで,中世シトー会に関して知の共有ができないかと考えています。論文は,とりあえずいくつか前のエントリーで書いたKlaus Schreinerのものを念頭に。

⑸そして2013年に向けて・・・
 2012年4月〜2013年3月が学振PDの最終年度になります。そのため,2013年4月以降のポストを探さねばなりません。今までずいぶん研究に従事させてもらえたので,常勤・非常勤を問わず,教育に携わる立場へシフトしていければ嬉しい限り。

特に⑸では諸先生方,先輩方にご迷惑をおかけすることもあろうかと思いますが,ご寛恕を請う次第でございます。これまで以上にエネルギッシュに,日々研究にいそしむ1年にできれば幸いです。