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notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

2011年10月31日

今日は午前中投稿論文の執筆を進めて,午後は高山ゼミへ。ヘンリ2世の2回目で,結構議論がかみ合って充実していました。計2本の論文を扱ったのですが(報告者はさらに3本目もレジュメを切っていた!)特に興味深かったのはこの論文。

Stephen D. Church, Some Aspects of the Royal Itinerary in the Twelfth Century, in: Thirteenth-Century England 11 (2007), S. 31-45.

これで,12世紀イングランドの巡行する国王宮廷は意外とちゃんと再構成できるのだなと先ず以て驚きました。これまで小さく見積もられていた宮廷の規模は,実はそれなりの規模(最大500人位)だったのだという。この数字が適切かどうか,そして例えば地中海地方と比較してこれが多いのかどうか分かりませんが,個人的に何となくしっくりくる数字です。

ゼミの前で買い物帰りの家族と待ち合わせてUTカフェで休憩。青空が広がり,実に気持ちよかったです。

博論は今添削等をお願いしているところなので,一旦棚上げ。11月の前半は,投稿論文執筆と研究会発表の準備を進めます。