notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

花粉症と滞在許可証

三月も半ばを過ぎてトリーアではここ数日一気に気温が上がり、場合によると東京より暖かい日もあるようです。しかし喜びも束の間、花粉症で苦しんでおります。ドイツでここまでひどいのは初めてで、この地上に楽園はもうないんだなと落胆しています。

そのような中、ここ数日滞在許可証の更新をめぐって少々、でも多分に精神的に慌ただしくしていました。収入証明のための書類が月内に手に入らないのが一つネックだったのですが、役所で問い合わせた結果それ以外の書類を出していれば猶予してくれると。今日、午前中書類を提出して、無事受理してもらえました。

一つ確認しておくと、ドイツで滞在許可を取るのはたのヨーロッパ諸国に比べておそらく簡単だと思います。少なくとも自分のような学生(ドクトラント)の身分だと、

  • 申請用紙(市役所においてある)
  • パスポート
  • 大学の在学証明書
  • 健康保険証明書
  • 収入証明書

の4点を市役所の外国人課に持っていけば、その場でてきぱきとAufenthaltserlaubnisのシールを作成、これをパスポートに貼ってくれて完了です。ものの5分。留学を始める際は直接ドイツに渡航し、観光ビザの3ヶ月間で必要書類を集めればよいのです。イタリアに留学した後輩で、留学を初めて1ヶ月で一時帰国したなんていう話も聞くので、それは勘弁願いたいですよね。ただこれはあくまで人口の少ないトリーアの例なので、むしろ他の市で違いがあればそれはそれで興味深いですね。

一つ興味深いのは、滞在許可証をパスポートに貼る点です。そのため日本と往復しているとフランクフルトでいちいちそこをチェックされ、もし期限が切れていると突っ込まれます。制度上観光客として入国したということにすればもちろん問題ないのでしょうが、いちいち説明するのがかなり厄介です。