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notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

Mönche als Mythenmaler

Der Spiegelの2008年33号(11.8.08)に「神話画家としての修道士たち」と題する2ページの記事が掲載されていました。

コルヴァイ修道院はヴェストファーレンにある修道院で、815年にルートヴィヒ敬虔帝が創建しました。ちょうどパーダーボルンとヒルデスハイムの間、ハーメルンの少し南に位置します。記事の主眼は、ここの聖堂の最も古い部分にある、ホメロスの『オデュッセイア』の一シーンが描かれた壁画にあります。ゲルマン民族大移動を経てホメロスは忘れ去られていたはずなのに、なぜ初期中世の修道士がこの壁画を描くことができたのか?この問題に関する初めての研究書が出版されたのだそうです*1

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コルヴァイ修道院のHP
http://www.schloss-corvey.de/cms/index.php

*1:Hilde Claussen, Anna Skriver, Die Klosterkirche Corvey, Bd. 2: Wandmalerei und Stuck aus karolingischer Zeit, Mainz 2007.