notatione digna?

岡山大学でドイツ地域を中心に西洋史(中世史)を研究している大貫俊夫のブログ。

2017年度3,4学期の授業一覧

在外研究も終わり、日本に降り立つとそこには踏破しなければならない授業の数々が待ち受けていたのでした。一通り方針が決まったので、以下メモとして残しておきます。

驚きの9コマ(岡大的には60分×18コマ)。どこの誰ですか、「国立は授業少なくていいよなー」とか言っている私大教員は。在外研究の分の穴埋めと誤解されることもあるのですが、決してそうではありません(代替の授業を非常勤で3コマ出していました)。

 

月曜5, 6限 教養「西洋史学入門」

入門として、①佐藤真一『ヨーロッパ史学史』を読んで議論しつつ、②西洋史学が日本のエンターテイメント作品とどのように連携しているか(=今風にいえばどのように産学連携しているか)を漫画『チェーザレ』と『辺獄のシュヴェスタ』を通して考えてみよう、という内容。以下の日程でゲストをお呼びしてイベントを開催します。

全学部に開かれている授業なのですが、蓋を開けてみると他学部中心の少人数ゼミになっています。文学部生は一体どうしたんだろう?今からだと単位にはなりませんが、参加してみたいという人は連絡下さい。あと3人くらいで適正人数になるかなと。

 

月曜7,8限 人文学インタラクティブ講義

木曜の講義に紐づけられたTA, SAによる少人数ゼミ。講義の内容に関連した文献を読んで、それに基づいた議論をします。Scrapboxを導入したのでどうなるかワクワクしています。

 

火曜3,4限 3年課題演習

西洋史3年生が卒論の準備段階として履修する授業。年明けに8000字レポートを提出。ただひたすら、そのための授業。

 

火曜5,6限 4年課題演習

西洋史4年生が卒論の中間報告をする授業。生存報告をする意味合いがあるので、あまり進捗がよろしくなくても顔は出してほしい。

 

木曜1,2限 西洋史概説1

中世後期を中心に政治史、社会・経済史、文化史などを講じます。ただひたすら座学。去年まで、講義で中途半端に「グループディスカッション」とか「双方向」とか意識してきたのですが、猛反省しています。ただひたすら座学。インプットオンリー。一方通行。その代わり、特別な事情がなければ月曜7,8限も履修すること、という条件。

内容面では、僕自身初めてちゃんと百年戦争を勉強しなければならず、毎回自転車操業になること必至。城戸先生の『百年戦争』が名著だということが分かってきました。

 

木曜7,8限 院ゼミ

ドイツ語文献をマンツーマンで読みます。

 

金曜1限 社会史演習

ノートルダム清心女子大学で非常勤。ル=ゴフの『中世の身体』を読み、最後に研究発表。4人なので和気藹々とできる感じ。

 

金曜5,6限 西洋史演習(ドイツ史)

ドイツ語文献講読の授業。何を読もうかと思案していたのですが、在外研究でお世話になったメルヴィル先生が書いた中世修道制の概説書を読むことにしました。何やら2年生が必修英語と被って出られないと聞いたのですが、教養英語が入ってくるなんて聞いていないですよ?少人数になりそうな予感。

 

金曜7,8限 西洋史演習(中世史)

中世史で卒論を書こうという2〜4年生に、自分が読んできた文献を紹介してもらう演習。

 

2017年春〜夏の学会シーズン

5月から7月頭にかけて、3つの学会に参加してきました。


①第67回日本西洋史学会(5月20〜21日、一橋大学
②第9回西洋中世学会大会(6月3〜4日、首都大学東京
③International Medieval Congress 2017(7月3〜6日、リーズ大学)


体力的になかなかシビアでした。特に一時帰国×2では、定期的に日欧を往復している人の苦労を身にしみて感じます。実際、フランクフルトのJALカウンターに行くと、よく見かける人がいるのです。彼らは毎週のように移動しているかと思うと頭が下がります(とはいえ、そういう人は大抵ファーストクラスカウンターに並んでいるわけですが)。

 

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西洋中世学会の特別展示から

 

学会は、いずれも意義深い内容でした。

①では、林賢治「12世紀南ドイツにおけるヒルザウ改革派修道院の交流」の司会をしてきました。かねてより、修道会の形をとっていないベネディクト修道院がどのように人的交流・情報共有を行なっていたのか関心があったので、ヒルザウの事例を聞けてとても勉強になりました。12〜13世紀の修道院の増加と修道会への組織化は、全ヨーロッパで情報の流通量を激増させます。しかし、その割には人や情報の移動を支える技術はまったくと言っていいほど発達しなかったのですよね。この矛盾があったので、13世紀に修道会が地域化していくのは必然だったのではと思います。今はむしろそういう技術が先行し、かつ圧倒的なスピードで発達しているので、当時とは真逆の局面を迎えていると言えるでしょうか。

②では、「シトー修道院と小教区共同体の相互コミュニケーションー中世盛期のラインラントとフランケンの事例から」という自由論第報告を、③では②の内容を縮約し、セッションのテーマである"Inside and outside: Relationships between monasteries and the world"に寄り添った議論を少し盛り込んだ"A Study of the Mutual Effect Relationship between the Cistercian Monastery of Heilsbronn and Parish Communities"を報告してきました。

いずれも、「シトー修道院と小教区教会」の関係史を見直すという個人科研の成果中間報告です。ようやくこれまでのライン地方からドイツ中部まで検討を広げることができたのですが、質疑応答やその後の(懇親会にも及んだため空腹と酩酊の中で行われた)議論から、色々な方向に広げることができそうなテーマであることが分かってきました。中世を通して修道院が教会を所有していたことはよく知られた現象ですが、その意味するところは従来の理解を大きく超えたところにありそうです。

こうして、日欧の学会で研究内容を聞いてもらった上で、日本の頼れる研究者仲間、そして続いてドイツやイギリスの研究者と今後のことを話し合ってきました。より包括的かつ波及効果の高いテーマを設定して、(比較的大きめの)シンポジウムないしワークショップを日本で開催したいと思っています。そのためには、日本で研究会をシリーズ化して、母体のようなものを作った方がいいような気も。不慣れで手探りですが、面白くなりそうです。本件は、また少しずつお知らせしていきます。

ドレスデン滞在開始

ご無沙汰しています。年度末にあたり、1年間色々な方にお世話になったと深く実感する日々を送っています。心より感謝。

今年度は、研究面では結局新しい論文も書けず、小論1本、研究発表1回、講演1回で終わってしまいました。研究会の類には文字通り「一切」参加せず、はたから見ると岡山に閉じこもっているように見えたかもしれません。実際はそう単純な話でもないのですが、とはいえどうせ自分の研究発表はできないし、旅費3〜4万かけて人の研究を聞くくらいなら体を休めつつ家族との時間を優先しようと思ってやっていたのは事実です。それでなんとか乗り切れた一年でした。年度頭、これは絶対に体を壊すと確信していたのですが、これなど体を動かすようにしたおかげで大きく体調を崩すこともなく本当に良かったです。

一方で、どうせ岡山にいるのならと、学内に乱立する委員会やWGに、声がかかるままに参加していました。とりわけ大学教育のあり方について、あるWGでは30年後を見据えた議論をし(このニュースに関連します)、あるWGでは入試制度改革について議論をし、あるWGではTA制度改革について議論をしました。このTA制度改革については、今年度から文学部で本格始動した「人文学インタラクティブ講義」の試みの中で、TA・SAは一体どうあるべきかじっくり考えてきたのが大きかったように思います。3月頭、「人文学インタラクティブ講義」の提言書をまとめて某委員長に提出したのですが、ファイルを受領したという連絡もなく、一体どうなったのでしょうね。まあいいけど。

そういう1年を過ごし、最後の最後にドイツのドレスデンに降り立ちました。半年とちょっとの間、ドレスデン工科大学にある比較修道会史研究所で研究させてもらいます。科研費の国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)という制度で実現したのですが、これについては僕らが1年目ということもあってあまり情報がありません。その独特の制度設計、そしてこの予算で僕が何をやろうとしているかについても、おいおい書いていけたらと思います。

フィリップ・ドランジェ『ハンザ 12-17世紀』

お世話になっている方々から相当数の本を頂戴しているにも関わらず、なかなか目を通すこともできずにご無礼・不義理を通しておりました。この間出版されたヨーロッパ中世史関連の専門書のうち、まず本書を取り上げておきたいと思います。献本ありがとうございました。

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フィリップ・ドランジェ/高橋理監訳『ハンザ 12-17世紀』みすず書房、2016年

共訳者:奥村優子、小澤実、小野寺利行、柏倉知秀、高橋陽子、谷澤毅

 

 ハンザ史の基本書Philippe Dollinger, La Hanse (XII-XVIIe siècle), Paris 1988の全訳。これで(ようやく)ハンザの基本的な知識をおさらいすることができます。ドランジェはアルザス史やバイエルン史で多く研究を残していますが、あとがきを読むと、ハンザ史に関しては限られているとのこと。これには少しばかり驚きました。

 

ハンザ 12-17世紀

ハンザ 12-17世紀

 





ファジアーノ岡山シーズン終幕にあたり2

年末に書いていた記事をアップするのをすっかり忘れていました。

1月13日現在、岩政、矢島、中林が抜け、そこに湘南から大竹、松本から喜山、清水から石毛、城南FCからチャン・ソグォンが来ることが報じられ、ストーブリーグもほぼ終わった状況です。

ファジを「中に入って」追いかける理由は、ひとえに岡山の人や地域を身をもって感じたいというのがあるからです。外から観察するだけでは難しい。得点・失点の際に、隣に座る見ず知らずの方と間髪入れずハイタッチをしたり、「あーあ・・・」と目を合わせる。そしてその時の感情とともにスタジアムの向かいにある成田屋で、鳥酢を食べながら知らない人と分かち合う。翌朝の山陽新聞に目を通す。やや誇張した表現になりますし、思い込みかもしれませんが、そこには等身大の岡山がある気がしています。

ファジアーノ岡山は、岡山を象徴しています。岡山に来てもうすぐ4年になりますが、この土地には目に見えないポテンシャルがしっかり眠っています。が、なかなか目に見えない。爆発しない。ファジの成長の仕方がまさにそれで、J2で7年かけてゆっくり順位を上げ、今回プレーオフに初めて出ることができましたが、それも終盤あわや叶わずというところまで順位を下げての6位通過。松本のようにいきなり自動昇格することもなく、プレーオフの2戦も、挑戦させてもらっています、というスタンスを崩しませんでした。案の定、J1の風格を残すC大阪に完敗して来年もJ2で再チャレンジです。

興味深いのは、爆発的に上昇していこうというのではなく、着実に力をつけ、選手を育て、愛していこうという姿勢がフロント、チーム、サポーターに共通して見られるところです。この3者が揃っているところがとても大切だと思っていて、その一方で、時間の流れ方は正直なところ僕自身の方がかなり速い。気が短くせっかち、ということ。しかし、時として自分の速さにうんざりすることがあります。スタジアムは、行き過ぎた自分を省みる絶好の場だと感じています。

ファジアーノ岡山2016シーズン終幕にあたり1

スポーツ系の話題が続いて申し訳ありません。

先日のプレーオフ決勝で敗れ、ファジアーノ岡山の今シーズンは幕を下ろしました。

今シーズンはホームゲームは1試合を除いて全て、アウェイは山形、松本、C大阪戦に行くことができました。アウェイはもう少し行きたかったのですが、仕事などの都合で断念しました。山形と松本はいずれも岡山からの交通の便がいいとは言えませんが、温泉宿に泊まり、観光を兼ねてとても楽しめました。

よく、サッカーはもともと好きなのかと聞かれます。ドイツに留学していたと言うと、ではその時も観戦していたのでしょう、と指摘されます。しかし、今から考えるともったいなかったのですが、そんなことは全くありませんでした。なぜサッカーにろくに興味のなかった自分がここまで岡山の、よりによってJ2のチームを追いかけているのか、と不思議がられる方もいるようです。

つまるところ、僕は勝ち負けがはっきりする勝負事が好きなのですね。幼稚園の頃は碁会所に通って年配の方と囲碁を打っていましたし、学校ではわかりやすい尺度で競争を強いられます。留学してからは将棋にどっぷりのめり込み、将棋倶楽部24でR1100くらいまでにはなり、今は名門岡大将棋部の顧問をやらせてもらっています。

サッカーもそういうところがあって、もう試合か終わるなと思っていても状況は常に流動的で、良くも悪くも勝ち負けが容易にひっくり返るカタルシスはなかなか味わえません。野球もサヨナラホームランでひっくり返るスポーツですが、一息入れる余裕が頻繁にあるので少し違います。サッカーの方が集中を余儀なくされるので見ていてずっと緊張しっぱなしです。それがまたいい。

そう、勝負事は緊張します。そしてその緊張感はイマココデナイ感に繋がり、十全たる現実逃避が可能になります。緊張感アディクション。ちなみに、前エントリーのランニングも僕にとって現実逃避の手段ですが、あれは肉体を酷使することで脳は回転を限りなく止め弛緩に至るので、サッカー観戦とは逆のベクトルかもしれません。中世ヨーロッパの鞭打ち苦行団は宗教運動としてとても合理的なのだと身をもって感じます。

サッカーは現実逃避の格好の手段ですが、テレビで見ているだけでは不十分です。やはりスタジアムに実際に足を踏み入れるのは違いますね。一旦スタジアムに入ると、非日常の閉鎖空間が広がります。そして、眼前で繰り広げられる非日常的なスペクタクルに集中するだけで、それまで雑事・無理難題に向かっていた気持ちがキャンセルされます(雑事そのものが消え去るわけではない)。先日職場のストレス・チェックの結果が出ましたが、おかげで問題は全くありませんでした。幸せに生活できています。

サッカー観戦をする自分を振り返るエントリーはここまで。サッカーネタはしばらく続きます。次は岡山という地域との関係で少し書きます。

おかやまマラソン2016

大変ご無沙汰しております。今年はブログを書く心理的余裕がなく随分ほったらかしにしています。ぼちぼち復活させたいので、枕としてマラソンの話題を。西洋史は関係ありませんので悪しからず。

おかやまマラソンに応募

今年の4月の段階で仕事が激増し、肉体的・精神的にうまくいっていないと実感したことから、一念発起、「おかやまマラソン2016」に応募してみました。もともと気が短く長距離走が大嫌いだったのですが(いまでもそうです)、状況を打開するにはこれしかないと直感したのでした。直感は裏切りません。

応募結果は、まず5月17日付のメールで「県民枠」落選。この件について忘れかけていた6月21日、再度メールが来て「一般枠」で当選しました。これで腹をくくるしかなくなり、今年の暑い夏はランニングとともに過ごすことになります。

練習について

距離やタイムの測定のために用いているアプリはこれ。

www.nike.com

途中でバージョンアップして使い勝手が変わったことから、10月に入るとこれが提示するプランに従うのをやめてしまいました。他にRunkeeperなど有名なアプリはありますが、これが一応Appleの準純正アプリのような位置付けなので、今後また使っていこうと思っています。

今回、アプリの記録によると当選通知以降月ごとに以下のようにトレーニングしてきたようです。

6月 7ラン 23.36km

7月 24ラン 138.5km

8月 25ラン 148.1km

9月 18ラン 75.00km

10月 19ラン 144.9km

11月 4ラン 26.33km

一度ランニングの先生に教わり、そこで月100km走っていればフルマラソンは完走できるとおっしゃっていました。おおよそそれを実践したわけですが、9月はドイツ出張のため、10月は出張などのため思うように走れなかったことが心残りです。

10月中に10km走れるようにして、1回20kmを走れることを確認、11月に入って2回10km。本当は1度は30kmを走っておきたかったのですが、仕事のリズムとの兼ね合いで実現できず。これが大会当日のアクシデントを引き起こすことになります。

ランニングウェアと携帯品について

空前のランニングブームゆえに、巷では無数のランニングウェアが売られています。売り場に行くと頭がクラクラしてくるのですが、僕は自他ともに認めるドイツ派なので、迷わずadidas製品を集めていきました。たまたま出張中に見つけた以下のお店がとても有用でした。

アディダス ブランドコアストア | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills

アディダス製品のいいところは、シルエットがスッキリしていてかっこいい点です。サッカーでいうとドイツや日本代表のユニフォームがアディダスですが、個人的にドイツのアウェーユニが好きです。

11月13日当日は晴れ予報で、日中は20度近くまで上がることが予想されました。そのため、以下のような肘まで隠れるくらいのコンプレッションウェアを下に着て、あとはTシャツと半ズボンで十分でした。これを下に着るというのは、同僚で同じくおかやまマラソンを走った先生から得た情報のおかげ。お世話になりました。

 さらに帽子とウェストポーチは必須。ウェストポーチにはジェル×3と塩飴を入れておきました。

ザバス ピットイン エネルギージェル ウメ風味 69g×8個

ザバス ピットイン エネルギージェル ウメ風味 69g×8個

 

このジェルは、事前に試した時はなんて不味いんだと思いましたが、走っている時は特に問題なく、むしろぎゅっと握って一瞬で摂取できるのでとても便利でした。給水所の直前で飲み、スポーツドリンクないし水で口をスッキリさせればOK。塩飴は走っているとエイドで何回か塩が出てくるので不要だったような。

あと、ゼッケンは安全ピンで留める仕様ですが、ウェアに穴を開けたくなかったのでゼッケン留めを使用しました。

ゼッケン留め 楽ピタ(白)

ゼッケン留め 楽ピタ(白)

 

 

おかやまマラソン当日

当日は走る格好で自転車に乗り会場へ。荷物は預けません。トイレに行ってから指定されたDゾーンへ。自己申告によるものですが、後ろにEゾーンがあり、さらにファンランを走る人用のFゾーンが。 運動公園脇の国道が人で埋め尽くされました。

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 最初はゆっくりでしたが、だんだん1km6分15秒くらいのペースで走れるようになってきました。練習ではこれくらいで走れればいいかなと思っていたので油断していたのですが、17kmくらいの地点で左膝に痛みが。予想外でした。

結局これがひどくなり、25kmくらいのところで一気にペースが落ち、ストレッチしながらだましだまし走って、結局5時間39分でゴール。もちろん完走が目標だったので嬉しかったのですが、5時間は切りたいと思っていたのでちょっと不本意な結果に終わってしまいました。

膝の痛みは翌日腸脛靱帯炎だと判明しました。いわゆるランニング障害。

www.zamst.jp

膝周りの筋力不足、ストレッチ不足などいろいろ考えられますが、これからは練習の仕方を工夫しなければと反省しています。とにかく僕は体が大きく体重もあるので、いかにもランニング向きのシュッとした体型ではありません。膝にものすごく大きな負担がかかっていますので、膝周りのトレーニングは意識的にやっていこうと思います(あともう少し痩せたい)。

 とはいえ、走っている時は沿道の応援に助けられました。本当に途切れないのですね。また、ボランティアの方々がやっているエイド(給食、給水)も十分に堪能しました。全部立ち寄って食べたと行ったら呆れられましたが、きびだんごなどの岡山名物がどっさり並んだエイドは大変充実していました。

therun.jp

しかしその中でも30kmあたりの難関岡南大橋を渡ったところに展開されていたラーメンの屋台×5は圧巻の一言。足が痛くてもう走りたくないと思いつつ、これだけは立ち寄ってきました。狙っていた小豆島ラーメンが調理中だったため薄めの豚骨ラーメンを選んだのですが、 塩味がたまらなく美味しかったです。

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しかしこのあと、旭川沿いを北上するのはもうひたすら地獄。亀の歩みで(ほとんど歩いているのと同じスピード・・・)シティライトスタジアムに到着。ゴールした時は流石に感無量です。

フルマラソンを走ってみて

初めてのフルマラソンは、想像をはるかに超えて大変でしたが、家族の支え、岡山の人たちの支えもあって無事完走することができました。走った翌日までは全身痛く、もう二度とやりたくないと思っていました。がしかし、あれから1週間、足の痛みも引いてくると、あれ、おかしいですねぇ・・・体がムズムズと(笑)。

というわけで、次はこのマラソン大会に出場しします。ちょっと色々な縁もあり、そして何より地震に見舞われ熊本城を初め大きな損害を受けた熊本。とても気になっていたので、エントリーしてみました。はたして完走できるのか、5時間を切ることができるのか。週明けからトレーニングを再開しますので、またどうぞよろしくお願いします。

www.kumamotojyo-marathon.jp

 

 

2016年度第1,2学期の授業について

岡山大学では学年暦が大幅に変わり、4学期制になりました。そのため今年はあらゆる日程が前倒しになっていて、昨日の4月1日に新年度のガイダンスを終え、来週の月曜日から授業開始です(その代わり7月一杯で授業終わり)。なかなか気持ちがついていかないですが、今年度もよろしくお願いします。

1,2学期(4〜7月)に行う授業について、ざっと紹介していきます。今学期は講義を持たないのでかなり楽ではあるのですが、演習をしっかりやっていきます。

 

①西洋史演習(木3,4限)

対象者は、ドイツ史(〜現代)で卒論を書きたいと決めている人から、ドイツ語はこれから頑張るという人、そして中世史に関心がある人など、なるべく多くの人に門戸を開いています。例年ドイツ語未修者も何人かいますが、やる気次第でかなり読めるようになります。

2本の柱があって、前半60分はドイツ語のテキスト講読。西洋中世都市に関する入門書(Felicitas Schmieder, Die mittelalterliche Stadt, Darmstadt 2005)を精緻に読んでいきます。後半60分は歴史地図を用いたグループワーク。昨年、『中世ドイツ都市地図集成』を購入したので、これをフル活用します。少人数のグループで一つの中世都市を担当し、その歴史や施設の成り立ちなどをドイツ語を読んでまとめてもらいます。西洋史ではなかなか現地に赴いてフィールド調査をするというわけにはいきませんが、こうした種々の仕掛けを用いることでヴァーチャルなフィールド調査をしていきましょう。

 

②西洋史演習(金7,8限)

これは中世史演習です。対象者は中世史で卒論・修論を書きたい人。そのため大学院生も出席してもらいます。前半の60分で共通のテキストを読んで、後半60分で各々の研究発表をします。共通のテキストとして、夏休みまでは以下の本を読むつもりです。

 

西洋中世学入門

西洋中世学入門

 

 

 『シカゴ・スタイル』の方は去年から関心があったので、学期末に水準の高いレポートを書いてもらうために学生と一緒に読むことにしました。

 

以上の授業に加えて、4年生の卒論指導用の授業があります。いずれにせよ、岡山大学で始まる「60分」という授業の枠をうまく活用してみたいという考えから構想してあります。実際にどういうことになるのか、またご報告します。